JOFUPRO GUIDE
改正風営法 6月28日 施行|タイムラインと対応スケジュール
結論:施行日を起点に「現状確認 → 修正 → 継続体制」の3段階
改正風営法は2025年6月28日に施行されました。施行日を起点に、店舗側は(1)現状運用の確認、(2)必要な修正の実施、(3)継続対応の体制構築の3段階で対応する必要があります。本記事では各段階のタイムラインと実務手順を整理します。改正の主要論点は改正風営法ガイドを参照してください。法令解釈は個別事情で変わるため、最終判断は弁護士・行政書士など専門家への確認を推奨します。
改正の主要論点(再掲)
- スカウトバック禁止: 店舗間でのセラピスト・顧客の融通と対価授受の規制
- テナント横断のセラピスト紹介斡旋規制: 同一テナント内の複数店舗での融通運用の規制
- 営業形態の透明化: 営業実態と届出の整合性確認の厳格化
- 求人募集の表現規制: 職業安定法63条2号との連動による募集表現の厳格化
施行日(2025-06-28)からのタイムライン
施行直後(施行日〜1ヶ月)
- 所轄警察・行政からの周知・指導
- 業界団体・業界専門の弁護士事務所からの解説情報の発信
- 業界ポータルの利用規約改定
- 店舗側の現状確認の開始
施行後1〜3ヶ月
- 業界全体での対応事例の蓄積
- 違反事例の指摘・行政指導の事例化
- 業界ポータルでの掲載原稿の見直し要求
- 店舗側の修正対応の本格化
施行後3〜6ヶ月
- 業界の運用標準の安定化
- 違反事例への厳格な対応の事例化
- 店舗側の継続体制の整備
施行後6ヶ月以降(現在: 2026年5月時点)
- 業界全体での対応が定着
- 未対応店舗への行政指導の継続
- 定期的な見直し・更新の体制
店舗側の対応スケジュール
段階1: 現状確認(施行から1〜2ヶ月以内)
確認項目- HP内全ページのテキスト(テナント横断表現・スカウトバック関連表現の検索)
- 業界ポータル掲載原稿
- SNS過去投稿
- セラピスト募集要項
- 営業実態と届出内容の整合性
- セラピストの所属関係の明確性
- 業界に詳しい弁護士・行政書士への現状説明
- 専門家による違反リスクの判定
- 修正範囲の確定
- 修正スケジュールの作成
段階2: 修正対応(施行から3〜6ヶ月以内)
修正の優先順位- HP内の違反リスク表現の削除・修正(最優先)
- 業界ポータル掲載原稿の差し替え
- セラピスト募集要項の修正
- SNS過去投稿の精査・削除
- 運用フローの見直し(店舗間融通の停止等)
- セラピストとの契約形態の明確化
- 営業実態と届出の整合化
- 修正は記録を残す(変更履歴の保存)
- セラピスト・スタッフへの新ルールの周知
- 専門家による修正内容の最終確認
- 修正後の運用テスト
段階3: 継続体制の構築(施行から6ヶ月以降)
定期監査の体制- 半年に1回の表現・運用の見直し
- 新規コンテンツの規制対応チェックフロー
- 法改正情報のキャッチアップ体制
- 業界に詳しい専門家との継続的な連携
- 新規HP記事・SNS投稿の事前チェックフロー
- 業界ポータル掲載原稿の更新ルール
- セラピスト募集表現のテンプレート
- 規制対応の判断基準書
未対応の場合のリスク
- 1. 行政指導・営業停止
- 規制違反が確認された場合、所轄の警察・行政から指導が入ります。重度の違反は営業停止処分の対象。
- 2. 刑事罰
- 悪質な違反については刑事罰の適用も想定されます。
- 3. レピュテーションリスク
- 違反事例が報道された場合、店舗ブランドへのダメージは長期に及びます。
- 4. ポータル掲載の停止
- 業界ポータルの利用規約も改正法に対応しており、違反店舗の掲載停止・契約解除が起こり得ます。
HP制作・運用業者選定での確認点
改正風営法対応の知見がある業者を選ぶことで、規制対応の負担を軽減できます。
- 改正風営法の主要論点を業者が把握しているか
- 過去に他店舗で改正対応の修正実績があるか
- 新規制作時の法令準拠チェックの工程
- 法改正時の既存サイト修正サポートの有無
- 業界に詳しい弁護士・行政書士との連携
業界ポータル側の対応
業界ポータルも改正法に対応した利用規約改定・掲載原稿チェックを実施しています。掲載店舗側は以下の対応が求められます。
- 利用規約の改定内容の確認
- 掲載原稿の見直し(必要に応じて差し替え)
- 運用変更の届出(営業形態に変更があった場合)
- 違反指摘への迅速な対応
専門家への相談タイミング
- 施行直後(未対応の店舗)
- 即座に専門家相談。現状運用・HP表現・募集表現の総合的なチェックを依頼。
- 運用フェーズ(半年に1回)
- 定期的な見直し相談。新規追加コンテンツや運用変更の影響を確認。
- 法改正・運用変更時
- 変更内容に応じた個別相談。判断に迷う場合は専門家への確認が安全。
よくある質問
- Q. 施行から時間が経った今(2026年5月)でも、対応していない場合のリスクは?
- A. 施行から時間が経つほど、未対応店舗への行政指導のリスクが高まります。施行直後は周知期間として軽度の指導が中心でしたが、現在は厳格な対応が求められる段階です。早急な現状確認と修正対応を推奨します。
- Q. 改正前から運用しているHPで、削除しきれない違反表現がある場合は?
- A. 削除しきれない場合の対応は、(1)該当ページ自体を一時非公開にして修正完了後に再公開、(2)該当箇所を「準備中」の表示に差し替え、(3)関連する全ページの精査と一括修正、の選択肢があります。専門家と相談して最適な対応を決定してください。
- Q. 法改正情報を継続的にキャッチアップする方法は?
- A. 主に (1)業界団体への加入、(2)業界に詳しい弁護士事務所のメルマガ・ニュースレター購読、(3)業界専門のコンサルティング会社との継続契約、(4)業界特化型HP制作業者の法改正対応サポート、の4つが有効です。汎用ニュースサイトの解説は精度に幅があるため、業界専門の情報源を活用するのが安全です。
対応スケジュールのチェック
- 施行日からのタイムライン把握
- 段階1: 現状確認の完了
- 段階2: 修正対応の完了
- 段階3: 継続体制の構築
- 専門家との連携体制
- 業界ポータル側の対応確認
- 定期的な見直しの体制
改正風営法への対応は事業継続性の確保に直結します。JOFU·PROでは業界経験者と連携した法令準拠のHP制作・ポータル掲載サービスを提供しており、改正対応の修正サポートも標準範囲で含まれています。無料相談フォームから改正対応のご相談もお気軽にどうぞ。
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